習志野商工会議所広報情報化推進委員会の視察研修に参加しました
9月7日から8日にかけて、習志野商工会議所の広報情報化推進委員会の視察研修で長崎県の佐世保市を訪れました。
長崎空港に到着後、佐世保市に移動して、SNSと手書きのチラシとを利用して集客に成功している「ふじ・なが本店」さんで昼食をいただき、藤永会長からその取り組み事例を研修しました。
次は陸上自衛隊西部方面普通科連隊部隊を訪問し、同部隊の役割と組織などをお聞きするとともに、実際の訓練を見学し、佐世保商工会議所をはじめ「まち」と一体になった取り組みを研修しました。
その後は、海上自衛隊の資料館「セイルタワー」を見学したのち、佐世保商工会所との意見交換会を実施しました。
翌日は、佐世保のカメラ店から飛躍を遂げた「ジャパネットたかた」さんの本社を視察(カメラ・携帯は情報セキュリティの関係から持ち込み禁止なので視察風景の写真はありません)しました。コールセンターや余裕あるオフィス空間での仕事の様子、生放送中のスタジオ収録を間近で拝見しました。
その後、長崎市に移動して平和公園、原爆資料館、グラバー園を見学して帰路につきました。
かなりスケジュールの詰まった2日間でしたが、
・佐世保市や佐世保商工会議所がバックアップするなど、自衛隊と米軍基地と地元が一体となったまちづくりと活性化
・尖閣に至るまでの離島の自衛を任務とする西部方面連隊の役割
・佐世保商工会議所の組織運営と地元企業支援策
・ジャパネットたかたの歴史と企業理念、従業員教育の仕組みや福利厚生制度
など、学ぶところの多い盛りだくさんの視察研修でした。
佐世保商工会議所、自衛隊西部方面隊、ジャパネットたかたの皆様と、研修を企画していただいた習志野商工会議所の皆様に感謝いたします。
長崎原爆資料館。
核兵器廃絶、非戦の誓い、これらが崇高な理想であることは間違いないところですが、現実の世界は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」(憲法前文)して「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求」(憲法第9条)できないところに問題があります。
韓国の竹島、中国の尖閣、そして北朝鮮のミサイル発射と核実験をみると、いかに世界は「公正と信義」「正義と秩序」を顧みない国が多く、しかもそれらがすべて近接している国であることは紛れもない事実です。
これらを無視して非武装を叫び、子供たちを戦場に行かせないと叫ぶことが、かえって子どもたちを見殺しにする行為につながっていくのではないか。
この資料館を見学して改めて感じました。